[プラモデル製作記]エンツォ・フェラーリの制作 ウレタンクリアー塗装

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ついにボディのコーティングに入りました。
今回はフィニッシャーズのウレタンクリアーを使用しました。

ウレタンクリアーは非常に硬い塗膜で、コーティングに最適です。
下記がウレタンクリアーの特徴

・独特のツヤ
・72時間で完全硬化
・塗装後はスジ彫りなどはできない
 (ヒビ割れてしまうそうです)
・落としたりするとヒビが入るかもしれない
・1回の塗装だけでOK
・乾燥ではなく化学変化で硬化するため
 塗装後に痩せることはなく、塗装時のまま硬化する

上が塗装直後の写真。まだ完全には硬化してません。ラッカー系のクリアーなら塗装直後はこんな感じになりますが、乾燥するとツヤは落ち着き塗膜が痩せてきます。だから、何度も何度も吹く必要があるのです。でも、ウレタンクリアーなら1回で十分です。

ここで、問題が発生。前に見たウレタンクリアーの資料なら、1つで5台分塗装できるとあったので、1/5使うことに・・・
ただ、説明書にはちゃんとはかりをつかって計量してくれとかかれておりますが、主剤は80cc 硬化剤は40gと書かれています。
比重によって80cc=80gとは言い切れません。水であれば=でいいのですが・・・

しかし、他に計量するすべはないので、強引に比重を水と同じにして、15gと7.5gで混合。
測っている途中にほんとにこんなに使うの?ととまどいながら、計量カップほぼ満タンになりました。(^^;危なかった・・・もうちょっとであふれてました。

そんで、説明書には3気圧以上の圧で吹くと書いてあったのですが、気圧で言われても・・・・
前に「プラモつくろう」という番組で1.3キロ以上で吹くと言っていたので、1.5k(0.15MPa)に設定。んで塗装開始。
1/24スケールで調合した塗料全部使うくらいだろうと信じて、塗装していきます。デカールの部分は霧吹き状に数回にわけて時間をかけて塗装しました。

んで、事件発生。。。。 そうなんも事件がないわけありません(笑)

はい、吹きすぎました。(^^; スジの部分をみるとトミカのようです(汗)
ウレタンクリアーは痩せずにそのまま硬化するというのが頭をよぎりました・・・ ってことは硬化してもこの状態か・・・

でも、この時点で塗料はまだ半分程度残っています。

せっかくなので他に塗装できる物を探したら、カーボンデカールを貼ったいくつかのパーツもやってみようと思い、調子に乗って吹くと・・・

こっちは、最初にちょっとずつデカールを侵さないように霧吹き状に塗装するのですが、これが足らなかったようです。しわしわになってしまいました。

しかたなく、実験としてこのまま吹いて完全硬化後に研ぎ出しして目立たなくなるかのテストです。

まだ、塗料は余ってます。あぁもったいない・・・ ってことで、ボディパーツを買い直したのでいらない古いパーツを使ってテストです。
テストは3種類。
・塗装後表面が濡れている状態でわざとホコリや糸くずを置いてみて、研ぎ出しでどうなるか?
・塗装途中に糸くずをわざと付けて、その上からウレタンクリアーをさらに塗装してみて、後から研ぎ出してどうなるか?
・わざとゆず肌になるように塗装。研ぎ出しでどうなるか?

↓テストパーツたち。 それにしてもこのツヤはすごい。蛍光灯も結構写りこんでますし。ドアなんかは撮影しているカメラまできっちり写ってます。

3日後の研ぎ出しが楽しみです。(^^)


 

コメント

  1. 通りすがり より:

    一瓶で…
    1/24カーモデル5台って約5台って事じゃないですか? それに吹き付けるクリアーの量は個人差あるし…別に1/5にきっちり別けるのはちょっと変な感じしますよ(笑)

  2. あさやん より:

    Unknown
    そうですよ。一般的な1/24カーモデルで約5台分です。
    吹き付けに必要な量は車の種類によっても変わってきます。1/5に分けたのは、どの程度必要かわからなかったからです。
    いつもは、ラッカー系のクリアーを吹いて、余ったらまたビンに戻すというやり方をしていましたがウレタンクリアーはそういうことができません。
    ウレタンクリアーは初めてだったので、量の判断がつかなかったのです。
    だから、とりあえず約5台分ということだったので、1/5使ったというわけです。

  3. shion より:

    Unknown
    ウレタンクリアーの存在をはじめて知りました。光沢が凄いんですね、でも取り扱いが難しそうですね、勉強になります!

  4. あさやん より:

    Unknown
    shionさん

    ウレタンクリアーは主に、カーモデルなどに使われるトップコート塗料です。
    本物の車にも使われています。釣りで使うルアーのトップコートとしても使ったりします。

    通常の、ラッカー系の塗料は空気に触れて溶剤が揮発することで、乾燥して硬化するのですが、2液性ウレタン塗料は、硬化剤との化学反応で硬化します。だから、痩せないんです。

    ラッカー系などは、たれる寸前がちょうどよくて、硬化すると溶剤が揮発して痩せてちょうどよくなりますが、2液性ウレタンはそのまま硬化します。(溶剤を使わなかった場合)
    このフェラーリは、いつものクリアーを吹くくせで塗装してしまったため、厚ぼったい塗装になってしまったんです。

    あまり、ガンプラでは使わない塗料ですが、ケンプファーなどで光沢のあるテカテカの塗装がよければ、使うのはアリだと思います。

    しかし、塗膜が厚くなりがちなので、可動部のクリアランス調整が面倒かもしれません。
    うすーく塗装するならいいかもしれませんね。(^^)

  5. Skyline GT-R(R34) より:

    Z-tune
    そのエンツォの艶ってサーフェイサー→ラッカー塗料(本塗装)→ウレタンクリアーの順ですか?
    ウレタンのその艶は研ぎ出しせずに出せましたか?
    現在ウレタン買おうか迷っています・・・。

  6. Skyline GT-R(R34) より:

    Z-tune
    デカールの上からウレタンクリアーを吹いても問題ないですか?

  7. あさやん より:

    塗装について
    >Skyline GT-R(R34)さん

    そうです、サフ→本塗装→デカール→ウレタンクリアーです。
    かなり古いことなので、もしかしたら、デカールの前にラッカークリアーを吹いたかもしれません。

    デカールの上へのウレタンクリアーの塗装ですが、砂吹きを数回やってからドバっと吹きました。

    砂吹きをしないとたぶんダメだと思います。

    心配なら、デカールの上からラッカークリアーなどで保護してからというのもありかと思います。
    ラッカークリアーも薄く吹かないとデカールやられちゃいますが。

    頑張ってください

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