友人が15年前の地層から発掘したという、年代物のSPDペダル。
シマノ PD-M515 というもの。現行型と形もほぼ一緒で側面のデザインにSPDのロゴが入ってるくらいです。
ただ、かなり使われたもので古いため、右側は回転させるとゴリゴリします。
指でペダルを叩いて回転を見ても、半回転がやっと。
ってことでオーバーホールしていきましょう。
分解にはこれが必要。安いところだと100円くらいで売ってるようですが、私は幕張イオン内のサイクルテラスで200円ほどで購入。
手で押さえて回そうとしたのですが、ムリ!!
ってことで、諦めてガレージに移動してバイスにはさみました。
そして、モンキーで回します。
右側は逆ネジで、左は正ネジ。この工具に回す向きが書かれています。が、、、刻印は裏にも書いてくれないと見にくい(^^;;
流石にバイスにはさんで回したらあっけなく回りました。
先端部分を10mmのスパナで押さえて、上側を7mmのラチェットで回す作戦でしたが、、、
このKTCのスパナが厚くて、7mmのラチェットが噛まない(ーー;)
反対側に6mmのアーレンキーを刺して、7mmのラチェットで外すことに成功。
私はベアリングをネオジム磁石でくっつけておきます。
なくさないし、簡単にベアリング球を取り出せます。
古く劣化しまくってるグリスを拭き取り、ブレーキクリーナーで洗浄します。
そして、グリスを塗って組み付けます。玉押しの調整をして、ガタがなくスムーズに回転すればok
そして、組み立てて回転させてみてビックリ!
オーバーホール前は半回転がやっとだったのに、かなり回るようになりました。
その動画はこちら