まずは、そのまま組んでみて、どう後ハメにするかを考えます。こういうのパズルみたいで楽しいですね(^^)この写真は普通にパチ組み時の組み方です。当然このままではダメですね。
後ハメの理由
・フェイスが塗装後に入らないとダメ
・両脇のガトリングや付近のグレーの部分は完成後に穴から見えるので後ハメの必要あり。
・おでこのメインカメラは後乗せサクサクで!もしかしたら、内部ディテール作り込むかも?
こんな感じですかね。合わせ目はだいぶ考えられてはいますが頬部分の合わせ目は許せません。
写真ではゲート跡が残っている部分は合わせ目を消さずにモールドとした方が情報量増えていいかなぁと思っています。
*正式にはバルカンという言い方は正しくありません。バルカンというのはある機種につけられた名称でガトリングというのが正しいです。
後ろのカメラですが、すごく奥まっていて、非常に塗りにくいです!
スミ入れしても周りの部分を拭き取れません。10秒ほど考えて・・・
四角いのが二つあってなーんか変! ってことで、カットすることに決定。
カメラ部分は新規に作り直します。
下の四角がまっぷたつに! この変もうちょっと考えてくれたらよかったのに・・・
下の四角だけ新規にモールド作って・・・ てのもありですが、両方作りましょうかね。
うーん、やばい・・・いろいろやってしまいそうです。時間がぁ・・・!
ちなみに、今回MGデスティニーをオーダーしてくれた方からは、自由に作ってくださいと言われているので、遠慮なくザクザク切らせてもらってます(^^;
中身ですが、塗装後に組み立てられるように加工していきます。
まずは、メインカメラが邪魔なのでぶった切ります。
んで、4つあるダボがとにかく邪魔ですね。カーーーーット!!
ガトリング付近のモールドも邪魔です。
すっきりしました。
このエリ部分があるためにガトリング周辺のカットが必要だったんです。
これで、塗装後に下からフェイスパーツがそのまま入ります。
本来は額のメインカメラの裏にプラ版を貼っておいて、最後の接着時にそのプラ版にカメラのクリアーパーツを接着するということをするのですが、このキットはよく考えられているのかたまたまなのか、その必要もなくカットした物をそのまま固定して、メインカメラを切断した場所に接着できます。
楽ですね。(^^)
ちなみに、ガトリングはプラではかっこよくないので、最後に0.9mmのステンレスパイプに置き換えますので、ここでカットしております。
これが、最終的な頭部のパーツ構成。カットした分パーツ点数は多くなっています。
ちなみに、アンテナはまだ無加工ですが、十分シャープですね。
私はあまりシャープ過ぎるのは好みません。というのも・・・もろいんですよね。
ちょっとこすっただけで先が丸くなってしまったり、折れてしまったり・・・
だから、ある程度のシャープが好きです。このくらいがちょうどいいですね。
今回はアンテナの側面部分の俗に言うバンダイエッジと言われるものを削ってシャープにしていきます。
実は、今回の製作のテーマは、バンダイエッジ攻略と装甲カットで内部フレームチラ見せです。
仮組した頭部です。うーん、なんでしょう。依頼者さんとデザインした人には悪いですが、正直カッコイイとは・・・
まず、頬ですが、なんですかこの垂れ下がった頬は・・・これは情熱的にカットしてすっきりさせましょう!
あと、マスク部分とアゴがなんかいまいちです。削り込んでみましょう。アゴはもっとシャープにしましょう。
斜めからですが、やっぱり頬のたれが気になりますね。
後ろはおおむね問題ないですね。付いているフィンをもっとシャープにしたいですな。
あと塗装が面倒だったのでまっぷたつにカットしたカメラ部はどんな感じにつくりましょ。
アンテナの裏にはプラ板でモールドを作りましょうかね。
こんな調子でボディをやっていたら時間もかなりかかってしまうので、ボディはほどほどにします・・・