[レビュー]エンジニア セラミックピンセットPTZ-51

プラモデル
静電気、磁化対策としてセラミックピンセットという可能性


1/3000の艦船模型用エッチングパーツを扱っていると、パーツのサイズが小さすぎて静電気なのか磁化しているのかで、ピンセットの先にパーツがついてきてしまって、なかなか作るのが難しくなっています。

そこで、静電気、磁化対策として、セラミックのピンセットを試してみました。


購入したのはこちら、エンジニアのセラミックピンセット「PTZ-51」です。
エンジニアのピンセットは、鉄腕ピンセットを愛用していているので期待して買いました。値段もかなり高く、期待せざるを得ません。

 

期待を見事に裏切られる結果に・・・

しかし・・・その期待はもろくも崩れ去りました・・・


なんか、ショッピングサイトに出ている写真より先端が太いんですけど?

 


どうみても、上と下でセラミックパーツの大きさに違いが見受けられます。

先端の横幅を計測してみます。0.60mmと0.65mmでした。
※最小メモリが0.05mmのノギスで計測

 


まぁぶっちゃけサイズの0.05mmは許容できますが、このかみ合わせは許容できません。ズレは0.3mm程度ズレています。先端サイズの約半分のズレですから、これはかなり大きいです。

セラミックのピンセットではこれが普通なのかはわかりませんが、到底精密な模型には使用できるレベルではありませんでした。

期待していただけに非常に残念です。

 

結局今まで使っていたピンセットを使用することにしました。

ゴッドハンドのパワーピンセット 先細 プラモデル用工具 GH-PS-SB
エンジニア 鉄腕ピンセット PT-31

の2つをメインに使用しています。
鉄腕ピンセットは先端の合いもよく、先端もかなり細くて使いやすいのですが、なぜか強くパーツを保持すると、パーツを弾いてしまって、パーツが行方不明になることが結構あります。ぴったり先端合っているのに不思議ですが、おそらく先端が細いために、強く保持するとズレてしまうのかもしれません。

その点、ゴッドハンドのパワーピンセットは先端は少し太いものの、剛性が高く、強く保持していても今のところパーツを弾いてしまう事故は起こっていません。

難点は、鉄腕ピンセットの方が掴むときに使う力のかけ方が全然違うので、油断すると、力が足りずパーツを落としてしまうところです。二つのピンセットを同時に使っていると、力のかけ方が違うので、ちょっと難しいです。

 

今のところ、私のイチ押しは、ゴッドハンドのパワーピンセットとなります。
しかし、鉄腕ピンセットも非常にいいので、あとは好みですかね・・・

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