HGUC νガンダム制作記(オークション用)]#01 仮組

[制作記]HGUC νガンダム



昨日発売されたHGUCのνガンダムです。このキットは今の技術の結晶と言われている、すごいキットです。とりあえず、4時間ほど表面処理、ゲート跡処理、後ハメしやすいように加工しつつ仮組しました。ここまででダウン。時間も夜中の1時半・・・ ふくらはぎのスラスターのカバー忘れてますね。

今日帰ったらファンネルの作成と、バズーカの後ハメ加工です。



まず、本体に合わせ目が一切できない構造。全パーツ後ハメ可能。ほぼ完璧な色分け。

特筆すべきはやはり頭部です。



一体成形になっており、合わせ目はできません。でも、実は・・・パーティングラインがあるので、結局合わせ目消しとあまり変わらない作業が・・・ 合わせ目消しよりは楽ですが(^^;

でも、フェイスの後ハメ加工がいらないのはちょっと斬新です。感動ですね。



他にも、バーニアなどのモールドがすごくしっかりしており、社外パーツに変更する必要を感じません。プロポーションもよく、MGの顔デカと比べるとこちらの方が随分いいと思います。





こうすると大きく見えますか?手首はHDMの複製したものを試しにつけています。

νガンダムはちょっと大きめの設定なんですよね。一番下の写真に1/100ナドレとの比較がありますので、見ていただければわかりますが、1/144サイズのHDMでは小さすぎる感じです。

HDM自体ちょっと小さめなので、なおさらです。1/100でまぁちょうどいいかな?という感じ。

ライフル用の持ち手作ってないので、型取りしないと・・・ 平手も一応いるかな?





頭部のパーツ。既にパーティングラインは消して、アンテナのシャープ化もしています。

頬の部分などなかなかのディテールです。フェイスの後ハメ加工しなくてもいいのが楽ですね。

頭部のガトリングはビーズかステンレスパイプに置き換え予定。サイズ測り忘れたのでどちらか未定

たぶん、サイズ的にはステンレスパイプかな?カットがしんどいのよね・・・





手首部分です。まだ、ボールジョイント部のサイズ調整がされていないので、きちんとはめていません。ぎりぎり付いている状態。調整したら、もっと奥に入りますので自然になると思います。





1/100ナドレとの比較です。だいたい頭一つ分くらいの差ですね。たしかスローネアインなんかは、νガンダムのさらに頭一つ下くらいのイメージかな?ファンネルつけたら結構大きいです。



プロポーションいいですよね。ほとんどいじる箇所はないです。強いて言うなら・・・

肩装甲がちょっと大きめなので、若干小型化したいのと、太ももあたりで若干延長したいですね。

製作依頼が入っているのでそれらが終わってからまた、じっくり作ってみたいですね。



すごくいいキットです。ただ・・・ABSパーツが多用されています。写真で見える箇所だと、首、肩関節、肘関節、太ももの関節、膝関節、足首関節、バーニアなどがABSパーツです。ファンネルの保持にもABSが活躍しています。

いいんですけどね・・・ いいんですけど・・・ けど・・・



塗装問題が。。。 ご存じの方も多いと思いますが、ABSというマテリアルには普通に塗装できません。厳密にはできないわけではないのですが・・・ 過去にこの事を知らずに普通に塗装したりもしましたが、特に問題は起きておりませんし・・・

でも、よく言われるのが、「塗膜の割れや剥離」です。

んで、きちんと調べてみました。そしたら納得。



ABSとはアクリロニトル・ブジタン・スチレンの略で、プラモデル系のスチロール樹脂に近い素材である。

塗装する場合は#1000程度のペーパーで足付けを行ってから、薄く塗装していくことで、ABS表面をわずかに溶かしながら密着するそうです。

ダメなのは、一度に厚塗りする場合です。一度に厚塗りをした場合、深いところまで、ABSが溶けてしまいます。それが乾燥すると、わずかですが縮むために、塗膜にヒビが入ってくるというわけ。

また、当然ですが乾燥時間が長くなるほどABS表面の溶解が起こりやすくなります。しかし、エアブラシで吹く場合は、薄く吹くことになりますし、即乾燥に近い状態になるので、問題はなさそう。



まとめ・・・ エアブラシで塗装する場合はそれほど気にする必要なし!!



ただ、筆塗りや、スプレーでの塗装はやめた方がいいでしょうね。

これで、心おきなく塗装に入れます。薄く数回にわけてサフを吹けばOKです。

もっと早く調べてればよかった・・・



ちなみに、合わせ目が一切ないとかすべてのパーツで後ハメ加工ができると謳っていますが、あくまでも本体に限ってです。

ビームライフルとバズーカについては、思いっきり合わせ目できます。

ビームライフルの合わせ目は比較的簡単に消せますが、バズーカが難所です。

弾丸を挟み込んで組み立てるようになっており。この弾丸を後ハメにしないとちょっと厳しいです。

処理候補は下記の4つ

・弾丸を先に塗装してマスキングしてから挟み込み、合わせ目消しをする

・弾丸を前後で切断し、先端部はそれだけでは入らないので小さくなるように加工して後ハメ加工。

・あきらめて合わせ目は消さない。(黒い部分なのであまり目立たないとは思います。

・合わせ目をモールドとする。(一部は切断して合わせ目消し後再接着)



最後の方法は結構いいかもしれません。バズーカ後方にできるバーニアのような形の部分だけ切断して合わせ目を消した後に再接着して、他をモールドとする。という感じですが、若干問題が・・・

バズーカ下側の黒い部分ですが、前の方がちょうど中心に合わせ目がなくちょっとだけずれているんです。対称になるようにモールドを追加するほど中心からずれているわけでもなく・・・



やっぱり、2番目の後ハメ加工ですかね・・・ちょっと面倒ですが、加工自体は1時間かからないでしょうし・・・



今日、帰ってからまた考えます。

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