[制作記] フジミ 大和 終焉型 #13「4年ぶりに再会」

[制作記] フジミ 1/700 大和 終焉型
4年寝かせた大和の建造再開

2015/02/11の更新から、作業が止まっていた大和を再開させることにしました。
当時目に老眼が入るようになって、作業が困難になり途中で辞めてしまったわけですが、最近、艦船模型を完成させたい。1/3000?そんなスケールのがあるの?それなら手軽に筆塗で完成できていいやんってことで初めてハマってしまったわけです。

ディテールアップなんかもするともう細かくて・・・

それなら、1/700の大和も結構できてたはずなので、再開したらすぐにできるんじゃね?ってことで、74年前、戦艦大和が沈んだその日に再開しました。
願わくば、沈んだその日に完成したくて・・・


1/3000集める軍艦シリーズの大和と比べてみるとこんなにも差が。
1/350の大和だったら、さらにこの倍・・・ 塗装も大変だろうな~

 

 

現状の確認

まずは、ほとんどエッチングパーツもつけ終わってあとは少しだけやれば塗装できるという塩梅だったはずということで現状の確認から


まずは、当時のブログの写真から・・・ 主砲は手持ちの真鍮パイプで作り直したけど、副砲はサイズの合うパイプもってなくてそのままだったはず。
艦橋まわりはできていて、甲板は塗装だけ終わってて汚しをすればOKで・・・
たしか副砲があとひとつだけできてなかったはず、あとはボートダビットで終わりかな?なんて安易に考えてました。

さて、現物を見てみましょう。


当時の写真みるときれいな真鍮パーツも、今ではなにかサビのようなものが出てます。
一応さび止めの意味もかねて、メタルプライマーは吹いていましたが、効果があったのでしょうか?
やはり、だいたい思った通りの進捗でしたので作業を再開していきましょう。
この上に塗装してどうなることやら・・・

 

まずは甲板をウォッシングしてみる。

とりあえず、甲板のウォッシングから。

最近よく使う、クレオスのウェザリングカラーを塗って、半乾きさせてから、溶剤をつけた綿棒でふき取っていきます。
大和は、レイテ沖海戦だったかに甲板を黒く塗っていたと言われており、最後の沖縄特攻の時も黒いままだったという説もありますが、実際の乗組員の話では、甲板を黒く塗っていないという証言もあり、白黒の写真だけでは本当の色はわかりません。

雨や油で汚れて黒っぽくなってしまうとか、奇襲作戦の時に、黒い粉をかけて黒くしたとかなんかいろいろ話がありますが、私は元乗組員の話を信じて、というか、やっぱり甲板は木の色がいいですってことで・・・(;’∀’)


ふき取るとこんな感じ。遠目で見るとそれっぽく見えるかもしれませんが、デッキ上にある構造物の周りにはウェザリングカラーがどうしてもたまってしまって、ただ汚い・・・ 艦nextシリーズでは、甲板は完全に別パーツ化されているようなので、いずれリベンジします。

その後、後部の飛行甲板の側面を切り飛ばしてエッチングに置き換えたり、ボートダビットをつけたり、副砲のエッチングパーツのディテールアップをしたり・・・

しょっちゅうパーツを落としてその捜索時間がおそらく半分くらいを占めているのではないかと・・・

 

 

だいたい工作が終わったので機銃を置いてみて確認


機銃を配置してみて、足りないことに気づきました。写真では余剰パーツで代用品を作っておいてありますが、、、

 


これ・・・ しょぼ!!
あと発射台の台車もエッチングで作成したのに見つからず・・・
散々探したが見つからず、しかたなく余剰パーツと真鍮線でこしらえたのですが・・・・

 


そういう時はだいたいあとから見つかるんですよね・・・
探し回ってようやく発見。
さっそく、交換しちゃいましょう。
接着してしまいましたが、瞬着だったので、ちょっとこじってやればすぐに外せたので無事換装完了。

 


その後、何度か後部のクレーンをぶつけて壊してみたり・・・
学習能力ゼロなんでしょうか? 3回はぶつけてしまって補修してます。
その他も、当時接着したパーツがポロリと取れることもあり・・・
やっぱり瞬着って結構取れちゃいますね。
なんだかんだで3時間くらいかけて甲板のマスキングが完了。
すごく面倒・・・ 前側にある細かいのは全部多い隠して、あとで筆塗りにします。もうやってられん!

この後手すりを付けてから塗装に入ります。

 

1/3000ばかり作っていたから、1/700なんか余裕でしょ!なんて大間違い!! 1/700には1/3000では省略されているパーツもたくさんあり、それらの細かさと言ったら、結局1/3000張りに細かいんです(;’∀’)

確かに、1/3000艦載機は難易度MAXですが、それ以外のエッチングパーツは1/700と比べても難しいこともなく・・・
結局、エッチングパーツを使う艦船模型はどのスケールでも、細かくて大変ということです。
でも、それによって得られる精密感がたまりません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました