今日はFアーマーのモールド彫りをしました。片側だけですけど...
もうだいぶスジ彫りにも慣れてきました。特に失敗することもなく、きれいに彫れるようになってきました。
写真の赤い線は追加したモールドです。

さて、次にディテールアップパーツを複製します。結構、使うわりには高いし買いに行くのも面倒ですよね。
ってことで、複製して量産すれば安上がりだし、買いに行かなくもOKと一石二鳥(^^)

今までは信越シリコーンしか使ったことありませんでしたが、今回はクレオスのMr.シリコーンです。
今までは近くのホームセンターで買ってたのですが、1kgで5千円弱もしてたんです。
まぁ信越シリコーンはどこでも似たような値段なのですが・・・
でも、WAVEやクレオスのシリコンは半額の2500円とだいぶ安いです。
硬化剤が多い方が、混ぜやすい。硬化剤の比率が低いと硬化剤を入れる量がシビアになるので、より硬化剤の比率が高いクレオスのタイプを選択。
硬化剤は透明のさらさらタイプ。今まで使ったことあるのはどれも、どろっとした水色の硬化剤だったのですが、これはさらさらです。スポイトもついてました。非常に扱い安いです。^^

↑こんな感じに、複製を取りたいパーツをプラ版に接着しておきます。
今回は両面取りではなく、片面取りなので簡単です。
WAVEの角バーニア、丸バーニア、Oボルトをそれぞれ配置しています。
 
んで、いきなりシリコンに沈んでます(汗)
それから、右の写真ですが、これなんだかわかりますか?
漬け物が早くできる、真空漬け物容器です。
これにシリコンをいれて、空気を吸い出し真空状態にします。
すると・・・溢れそうなくらいまで膨張しました(汗)それから、無数の気泡が!?
シリコンで型取りするのは4年ぶりくらいですが、はじめてこの秘密兵器を使いましたが、こんなに効果があるとは・・・
しばらくしたら、泡も消え水位?も元に戻ってきました。外に出して硬化を待ちます。
 
左が硬化したシリコン型。真空脱泡したおかげで気泡はまったくありません。4年前では結構気泡で悩んでいたのですが・・・
んで、さっそく複製を取ってみます。今手元にあるのはFRP樹脂と透明レジン。どちらも4年以上前の物です。
使えるのか?ってこともあり、とりあえずお手軽にポリパテのモリモリ120を初めて使ってみます。
ポリパテというのはポリエステルパテの略で、FRPもポリエステル樹脂です。
同じ臭いでした(^^; ポリパテの方が臭いはだいぶ控えめですが・・・
硬化を待って型から取りだし、バリを指でちぎってみたのが右の写真。
どうです?まったく問題ないレベルの仕上がりです。
ほんとは空気が入ってなかなかまともにできないかな?と思ったのですが、いい感じですね。
モリモリではなく、量産用にドロドロを買ってきて使おうかな?
さすがに、モリモリは粘度が高くてやりにくいです。
ちなみに、このパーツはストフリのヒザ部分のパーツを切り取りこれに変更する予定。
また、小さい方のは腹についてるビームの内部に埋め込んでディテールアップ予定。
そんで、Fアーマーにも取り付ける予定。
これで、お金気にせずディテールアップパーツが使えます。(^^) |