[クロスカブ] 自分でボアアップしてみる #4(完)

クロスカブ
ボアアップ作業も折り返し、ラストスパート!
 
これで、ようやく半分くらいの工程が終わった感じですかね。 ピストンリングは、事前に家で組んでありましたので、さっそく取り付けていきましょう。この時点で、休憩するなど時間を空ける場合は、ホコリやゴミが入らないようにウエスを突っ込むなどしておきましょう。ウエスにゴミや糸くずがついてないかを確認してからね(^_-)-☆
 
そして、あっさりピストンが入ったの図w 写真撮り忘れてます。 っていっても、動画でずっと撮影しているので、備忘録としては動画の方がいいかなと(;’∀’)
この後、カムチェーンガイドローラーを装着していきますが、摩耗しているようなら交換しておきましょう。
 

左が新品です。 カムチェーンガイドローラー 14610-KWB-600

カムチェーンガイドローラーを装着したら、カムヘッドを取り付けていきます。 各ブロック間のガスケットは忘れないように! 破れなければ意外と再使用ができます。腰下とシリンダーの間のガスケットは綺麗にはがせれば再利用できますが、キットにはガスケットもついてきているので新品を使用しましょう。 おっと、カムヘッドを取り付ける前にエンジンガスケットを除去しておきましょう。当然交換です。 みてわかりますが、マフラーを固定するスタッドボルトが曲がってるのがわかると思います。社外のマフラーを既定トルクで締めつけたら、フランジがたわんでしまって、結果こんなことに・・・こうなるとマフラーも抜けなくなるし、また取り付けるときにも、広がってて入らないということになります。 今回は無理やりバイスで思いっきり締めこんで少し曲げてからマフラーを装着しました。 でも、次回はスタッドボルト交換ですね。部品注文しておこうっと。 あとは、割愛しますが、タペット調整をして、この部分にシール材を塗布します。 ゴムに使用するのでゴムに使用できて耐熱のモノなら大丈夫だと思います。 純正指定のシール材は少量では売ってなくて、使いもしないのに大量に高く買わされますので、私はデイトナの少量のやつを使いました。 あと、ボアアップマニュアルで悩む部分として、オイルフィラボルトを外して、 ”少量” のエンジンオイルを注入する。とあります。 まず少量ってどんだけ~~~~~(;’∀’) 素人にはわからんぜよ。 んで、オイルフィラボルトはどこ~~~ 写真を頼りに探しました。 サービスマニュアルによると、4cc注入せよとのこと。 100均で売ってる注射器(化粧品売り場にあります)で注入しましょう。  

組付け完了! ん? あれ? 余ってますよ?(;’∀’)
 
エンジンが組み終わって、やっと終わったーと思ったら・・・ なんかワッシャーが余ってますけど?(;’∀’)
 
えーーーー どこの?
 
慌ててはいけませんw よくあることですw
 
まず、ワッシャーを観察しましょう。 銅でできているってことは、おそらく、ガスケット替わりのシーリングワッシャーだと思われます。
 
説明書を最初から順を追って確認していくと・・・
 
見つけました。シリンダーのカムチェーンガイドローラーの固定用ボルトです。
ってことは、また、カムヘッドまでばらさないといけません・・・
( ノД`)シクシク…
 
ユニバーサルホルダーが出っ張りがあって、入らなくてすごく苦労したのに、またかーーーー
 
みなさんはこうならないように注意しましょう。 はい私はよくやらかしますw
 
 
FIコン2の装着
 
最後は、燃調の補正装置である、FIコン2の装着です。
ギボシ端子で取り付けたりもするので、電工ペンチも必要ですね。私は20年以上前から車弄りだったり電子工作をやってたので、電工ペンチも3つくらい持ってますw
 
これはエレクトロタップといって、元からある配線に接続する場合に使います。 ただ、エレクトロタップは信頼性があれなので、実はこのあとはんだ付けしなおしてます。
 
別の個所ですが、はんだ付けでの工程をご紹介します。
まず、思い切ってカットします。慣れてない人なら勇気いりますね(^^;
 
熱収縮チューブを通してから、接続した線をハンダ付けします。 このために一旦切断するのです。
 
熱収縮チューブをハンダ付けしたところに移動して、はんだごての熱で収縮させて密着させます。
 
エレクトロタップは非常に簡単ですが、反面、信頼性はかけます。
こだわる人はやってみては?
 
まぁそんなこんなで、FIコン2も装着して、ボアアップは無事完了しました。
設定は、ハイカム+ボンバーマフラーをベースに濃い目に+3にしています。 最初は説明書通り中間からスタートしてますが、プラグチェックをしながら、現在は+3
 
緊張のエンジン始動。 無事かかりました。
最初は、組付け時にガスケット等にもオイルを塗りながら組んだりしますので、オイルが焼けて煙が出たりしますが、しばらくアイドリングしているとそれもなくなりますのでご安心を。
マフラーからの煙が出てしまう場合は、ピストンリングがずれてオイルが燃焼室に漏れてるかもしれませんので、その場合は要チェックです。
 
おつかれしたー!!

ボアアップに必要なモノ等はこちらからチェック! ※ユニバーサルホルダーは知恵の輪状態で使えなくもなかったですが、非常に使いづらいです。太い方を切断する等しないとかなり使いづらいです。ただ私は一応入ったのでできなくはないです。

コメント

  1. gen より:

    総額おいくらだったのでしょうか?
    部品代の価格を教えて下さい

    • あさやん より:

      タケガワのボアアップキットは注文時のメール見返してみたら税込み40,600円でした。
      確かちょうどセールやってて安く買えました。
      あとは、使ったものはAmazonのリンクがありますのでそちらを参考にしてください。

      安くあげたいならたぶん、エンデュランスの方が安く組めると思います。
      パワーはタケガワの方がでますが、ハイコンプ仕様になるので、ハイオクガソリンになります。

      参考にしてみてください。

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