TPMS(Tire Pressure Monitoring System)
タイヤの空気圧をモニタリングして、異常があれば警告してくれる装置の事ですが、義務化されている国も増えてきているそうです。
しかし、なぜか日本では義務化には踏み切れていません。バイクのABS/CBSの義務化もされたことだし、必要だとは思うんですがね。個人的には、アップルウォッチの心電図機能を使わせてくれと・・・
話はそれましたが、電気自動車になりガソリンスタンドに行くことがなくなったわけで、今までもそんなにチェックしてませんでしたが、今までよりも空気圧をチェックする機会が減るのは事実。
クロスカブチューブタイヤということもあり、抜けやすいので、1ヶ月に1回は必ず乗る前に空気圧のチェックはしてますが・・・
チューブレスの車の空気って全然抜けないですよね。そればかりか、チェックする時に若干空気が漏れて、それが積み重なって圧が下がってくることもありそうです。
Amazonではこのタイプがいろいろと発売されています。OEMでいろんなところが4000円前後で販売しています。
でも、ちょっとまってください!この商品は「技適」を取得していません。
いわゆる電波法違反に当たる商品です。くれぐれも買わないようにしてください。
このタイプは一応「技適」は取得しており、電波法には触れないようです。
5千円程度で販売されています。
でも、こんな値段で大丈夫? 本当にセンサーは正確?
そもそも、バルブキャップを外してこのセンサーに置換するわけですが、圧を測るということは、中のバルブコアを押し下げて空気が出る状態にあるわけで、このセンサーから空気が漏れるってことはないの?
さらに、ボタン電池をセンサーに入れています。交換も面倒ですし、もしこのセンサーに何かが接触したら?
私は怖くてこういうのはちょっと敬遠したい・・・でも空気圧は監視したい・・・
エンラージ商事より発売されている、TPMSでOBD2端子から取得したデータで空気圧を監視するシステムです。(※画像はノート用)
※ここからの原理は私の憶測も多分に入っています。
最近の車は、横滑り防止やら、ABSやらの安全装置で、様々な情報を収集しています。
4輪それぞれの回転数も当然高精度に取得する必要があります。
最初に1kmほど学習が必要なのですが、この4輪のホイール回転数と速度から、まず、正常な状態を記録しているのでしょう。
空気圧が下がってくると、当然タイヤ外周は小さくなりわずかに速度とホイールの回転数に差が生まれてくるはずです。この差がメーカーが研究した誤差以上になったら、異常とみなしてアラートを出す。というような仕組みだと思います。
なので、数値は出ません。空気圧が減ってきたらアラートが出るだけです。
でも、これだけで十分じゃありません?
安物の中国製品のセンサーを信じるより、1万円ほどしますがよっぽどこっちの方がいいと私は思います。
この商品は車種別専用なのですが、リーフ(ZE1)の専用品は販売されていません。
(このノート用で初代リーフは動作確認が取れているそうです。)
しかし、人柱になった方の情報では、ZE1でも本体はノート用で接続ケーブルはセレナ用を使うと正常に作動したということで、販売元に相談して、私もこのセットで購入しました。
パッケージのセンスはちょっといまいちですね。硬派って感じがしますが・・・
内容物はこんな感じ。これとノート用の取り付け説明書がついてましたが、リーフとは違うので参考程度に。
※写真はまだフィルムがついてるので、若干見にくくなってます。
※初期学習が終わって緑に点灯させた状態です。
コラムカバーを外すのが結構大変(硬くて破損を恐れてビクビクでした)でしたが、この空きスイッチにインストール。
だけど、ちょっと回りにカバーあった方がいいですね。元からついてたカバーを加工していずれフタを作ろうと思います。
※カバーの加工の記事はこちら
夜間のLEDの明るさはこんな感じ。青か緑かで選べます。
異常が出ると、割と大きめのアラーム音が鳴って、異常が検出されたタイヤのLEDの色が変わります。
取り付けには、工具としては+ドライバーとT20のトルクスドライバーとできたら内装剥がしがあれば、面倒ではありますが、難しいというほどではありません。
今回スイッチの位置も少し変更しました。使用頻度が高いものを右側に持ってきました。
ハンドルで一番右の列しか見えないんですよね~
安心を買うという意味でも、TPMSはつけて正解だと思います。
自然に空気が抜けていく以外にも、スローパンクで徐々に空気が抜けてくるということもありますから、早めに気づいて事故を未然に防ぐという意味では非常に有効だと思います。
まるで純正品のように収まっているので、邪魔しませんんしね。