[クロスカブ] 自分でボアアップしてみる #1

クロスカブ
ボアアップに必要なものを準備しよう

ボアアップキットだけ買えばいいというわけではありません。
今回、ボアアップキット以外に私が用意したものをご紹介します。

記事の最後に、ボアアップに使用したアイテムをご紹介しています。
工具類
  • トルクレンチアダプター(トルクレンチ)
  • シックネスゲージ
  • ユニバーサルホルダー
    今回紹介したものは一応使えますが、知恵の輪状態でかなり大変でした。
  • スクレーパー
  • ラジオペンチ
     サークリップの脱着に 
  • インパクトレンチ(外装外し、固着したボルトがあった場合等に)
     今回は外装パーツ外しと、レッグカウルステーが手では回らなかったので使用
  • ラチェット、ソケット類
     ラチェット(9.5sq)
     8,10,12mmソケット(9.5sq)
      トルクレンチが9.5sqのため。
     16mmプラグレンチ
  • スパナ、メガネレンチ類
     9mmコンビネーションレンチ
      タペット調整のみに使用(専用買ってもよかったかも)
     8mmコンビネーションレンチ
      インシュレーターの右のボルトがソケットでは入らず
     17mmメガネレンチ
      ドレンボルトの脱着に
     アーレンキー
      タケガワ アンダーフレームの脱着に使用
     +ドライバー
      外装の脱着に使用

その他

  • 液状ガスケット
  • セッティング用スパークプラグ
  • 油温計+ドレンボルトアダプター
  • エンジンオイル

液状ガスケットは、
マニュアルでは、スリーボンドの1215または同等品をヘッドカバーの一部に塗布する指示になっています。スリーボンド1215の詳細をみると銅製品への使用はできない旨書かれているので、キタコの水冷/防水用の↓でいいんだと思います。

マニュアルで指定されているものは、ちょっと高いし、一度開封するとフタをしていても化学反応で硬化するらしいので、使い切りタイプで安いキタコのでいいと思います。今回買ったマニホールド用はシリンダーの前後のガスケットと併用しようと思って買いましたが、たぶん足りないかな(–;

私的に一番大事だと思うのが、やっぱりトルクレンチです。
素人こそトルクレンチを使わないとだめです。
よく油温計のセンサーがついたドレンボルトが折れたとか見ますが、たぶんトルクかけすぎです。通常のドレンボルトよりも、センサーの空洞がある分強度も落ちていますので、きちんとしたトルクで締めるべきです。なれた人なら間隔で大丈夫でしょうけど、素人は使った方がいいです。
とはいえ、特殊なアダプターを付けないとセンサー付きのドレンボルトには使用できませんが・・・下記で紹介しているタイプにトルクアダプターを使っても、たぶんまともに力かけらないと思います。ドレンボルトに関しては緩んでこない&洩れない程度の気持ち弱めでいいと思ってます。(もちろん自己責任です)
エンジン内はやっぱり何かあると怖いのでトルク管理はきっちりしたいですね。

私は、↑のトルクレンチアダプターを持っていますので、これを使います。

構造上、よくあるプリセット型よりも長く精度を維持できるようです。安物のプリセット型トルクレンチはかなり誤差がありそうなので、エンジンには使わない方がいいですね。
工具は一流品を使うのがベストですが、トルクレンチの一流品は数万円してしまします。価格と精度で考えるとこれかな?と選択しましたが、狭いところでは使えないなどの問題もあります。
#2に続く…




 

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