キヤノンからもイメージセンサークリーニングキットが出ました。価格は¥5,040です。
デジタル一眼レフの宿命とも言えるのが、ローパスフィルターに付くホコリなどのゴミ問題です。
オリンパス機はダストリダクション機能が付いています。これは、撮像素子を高速に振動させてゴミをふるい落とすというもの。
似たようなもので、最近ではソニーやPENTAXも手ぶれ補正機能を利用した物を搭載してきました。
しかし、キヤノンとニコンはこの機能を搭載していません。
キヤノンは秋に発表されると予想されている、EOS-1Ds Mark2の後継機に搭載されるのでは?と噂されています。
ニコンは前からクリーニングキットを発売していました。
ニコンの人が言うには、オリンパスのような機能が付いていても、ホコリならいいですが、カメラ内部で動作することにより発生するカスや、油分を含んだゴミはそれでは取れない。
だから、ニコンはそのような機能をつけていないということを言っていたと思います。
ちなみに、私はQRセンターに持って行って翌日またとりに行くというのが非常に面倒で、ずいぶん前にニコンのクリーニングキットを買って自分でクリーニングしています。
無水アルコールを使って、シルボン紙という紙を割り箸で作ったスティックに巻き付けてゴミを拭き取るという物です。
最初はかなり怖かったです。でも、やってみたら全然難しくもなく簡単でした。以来、何度もクリーニングをしております。慣れてくるとほぼ1回のクリーニングで完全にゴミを取り除けます。
と、ニコンのクリーニングキットはさておき、キヤノンでもクリーニングキットが発売されたようです。
ニコンは通販で買えますが、キヤノンはQRセンターなどに直接買いに行かないと売ってくれないようです。シリアル番号や念書もあるようで、重々しいです。
クリーニングの仕方もだいぶ違うようで、ニコンの「拭き取る」ではなく「くっつけて取る」です。
旅行に持って行くには非常に便利でしょう。ニコンのキットを持って行くのは嫌です(笑)
このスタンプで取れない汚れはニコンのキットで拭き取るというスタンスがいいのかもしれません。