[クロスカブ]スーパーカムチェーンテンショナーに交換してみた

クロスカブ

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交換に至った経緯

カブ乗ってる方は経験している人も多いはず。プッシュロッドの先端のブッシュがすぐにダメになって、冬場ガチャガチャうるさくなりますよね?
上の写真のように、ブッシュが完全にどっかいって、一部はプッシュロッドの奥に押し込まれるように入ってました。

そうなると、カムチェーンテンショナーもこのように、プッシュロッドの形にえぐれてしまいます。これは2年前に交換した時の写真です。この時は念のためプッシュロッドとブッシュとカムチェーンテンショナーを純正部品で交換しました。

しかし、構造上どうしてもカムチェーンテンショナーの角がブッシュに当たるので、またいずれ同じようなことになるはずです。

そこで、タケガワから出ているスーパーカムチェーンテンショナーを買ってみました。かなり純正品に対してお高いです。ニッチな商品なのでどうしても数は出ないため高くなってしまうのはわかりますが・・・半額ぐらいでよくね?って思っちゃいます。

交換作業

※交換に際しては、知識のない方はプロに依頼してください。

まずはオイルを抜いて、プッシュロッドを抜きます。プッシュロッドですが、私のクロスカブの場合は、全然プッシュロッドが落ちてこず、一晩ほったらかしにしたら、翌朝、落ちてました(;’∀’)。 以前は、落ちてこないなーっとクランクケース開けて取り出しました。エンジン左側のクランクケースを開けて、まぁいろいろ外していきます。専用工具なんかも必要ですのでご注意ください。
必要な工具等はこちらの過去記事をご覧ください。

あちゃ~ 新品に交換して約1500kmほどでこの状態です。ボアアップしてるからとかそういう問題じゃないでしょこれ。

↑こちらの写真、左側が郵政カブのサービスマニュアルに載っている写真。右側が私のクロスカブの実際の写真です。カムチェーンテンショナーのプッシュロッドへの当たり方が角で当たるんですよね。もちろん、プッシュロッドは油圧で上下するので本来は左の様に面で上がっているのかもしれませんが、構造から考えると常に面で当たるように可動するとかしないとダメな気がします。
いくらボアアップしてるからって、1500kmであんなことになっては設計ミスとしか思えません。

ブッシュが完全にプッシュロッドの中に押し込まれていて、プライヤーで引き抜こうとしたら、ちぎれてしまい中に残ったブッシュをなんとか取り出そうと、コースレッドを打ち込んでなんとか抜けました。

ストックしてあった、ブッシュに交換します。パーツ番号は写真を参考にしてください。

こちら、純正とタケガワ製のカムチェーンテンショナーの比較。
純正は点で押しているような形になってしまっていましたが、タケガワは面で押してる感じ。高いけど純正品よりはずっとよさそうです。

組み込んでみました。純正よりずっといいですね。

こちら、2年前に交換したときの写真です、純正のカムチェーンテンショナーとタケガワ製品と比較してみてください。ずいぶん違います。なんで、純正品はこんなに角で当たるような形状なのでしょうか?
ちなみに、郵政カブのサービスマニュアルに載ってる写真みると、カムチェーンテンショナーの形が全然違っていて、郵政カブの方はちゃんと面でプッシュロッドに当たってました。 そもそも、郵政カブのカムチェーンテンショナーに交換したら解決してたかも?

元通りに組んでいきますが、ちゃんとトルクレンチ使って規定トルクで組んでいきましょう(^▽^)

プッシュロッドを抜いた時は、注射器等で、横にあるボルトを外してオイルを注入しておきましょう。

交換して3カ月ほど経ち、冷え込んで来て今までなら始動した時に盛大にガチャガチャなっていましたが、だいぶマシです。明らかに前よりはよくなっています。全くならないわけじゃないですが、前はほんとに大丈夫?ってくらいうるさくガチャガチャなってましたから、それに比べたら静かなものです。

交換に必要な道具等

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